葬儀の挨拶|喪主が使えるシーン別例文と忌み言葉・マナーを解説

喪主の挨拶で何より大切なのは、完璧な文章より「本人の言葉で話すこと」です。

とはいえ、まったくの準備なしでは当日に頭が真っ白になることも少なくありません。

シーン別の例文と、押さえておくべきマナーを整理します。

目次

喪主の挨拶が必要なシーン

  • 通夜終了後:通夜振る舞いの案内と参列へのお礼
  • 告別式終了後:出棺前の最後の挨拶
  • 精進落とし(会食)の始め・終わり:会食の開始・終了の挨拶
  • 火葬場到着後・収骨時:簡単な一言(任意)

シーン別の挨拶例文

通夜終了後の挨拶

本日はご多忙の中、亡き○○のためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。

故人もさぞかし喜んでいることと存じます。

このあと、粗飯ではございますが通夜振る舞いをご用意しております。

お時間の許す方は、ぜひ故人の思い出話などをお聞かせいただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

告別式・出棺前の挨拶

本日は○○の葬儀・告別式にご参列いただき、誠にありがとうございました。

故人は(享年○歳)にて、家族に見守られながら静かに息を引き取りました。

生前は皆様に大変お世話になりましたこと、家族一同、深く感謝申し上げます。

これからも変わらぬご支援をいただければ幸いでございます。

本日は誠にありがとうございました。

精進落としの始まりの挨拶

本日はご多用の中、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ささやかではございますが、お食事をご用意いたしました。

故人の思い出を語り合いながら、ごゆっくりお過ごしください。

それではご唱和いただき、献杯をお願いしたいと存じます。

精進落としの締めの挨拶

本日はご多忙の中、最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。

皆様のお気持ちに支えられ、無事に故人を見送ることができました。

今後とも、変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

本日は誠にありがとうございました。

挨拶のマナーと注意事項

忌み言葉を避ける

避けるべき言葉 言い換え例
重ね重ね・たびたび・くれぐれも (削除するか別の表現へ)
死ぬ・死亡した 逝去した・息を引き取った
生きていたころ 元気だったころ・在りし日
また・再び・引き続き (不幸の繰り返しを連想させる)

「重ね重ね」「たびたび」「くれぐれも」など重ね言葉は不幸の繰り返しを連想させる忌み言葉とされています。

時間と構成

挨拶の目安時間は1〜3分程度が適切とされています。

長すぎると参列者が疲れるため、「お礼→故人の紹介(一言)→今後のお願い」の3構成でまとめるとシンプルで伝わりやすいです。

メモを持って読み上げることは失礼ではありません。大切なのは気持ちを伝えることで、暗記して完璧に話す必要はありません。

まとめ

  • 喪主の挨拶が必要なシーンは通夜・告別式・精進落としの計4回程度
  • 「重ね重ね・たびたび・再び」などの忌み言葉は避ける
  • 時間は1〜3分。「お礼→故人紹介→今後のお願い」の3構成が基本
  • メモを読み上げることは失礼ではない。完璧な暗記より誠実な言葉が大切

本記事は一般的な情報を目的としており、地域・宗派によって慣習が異なる場合があります。

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